本記事では、ビットコイン積立投資で選ぶべき仮想通貨取引所(暗号資産交換業社)についてあなたの疑問にお答えします。
- ビットコイン積立はどこがいいのか解説
- ビットコインを安く買う裏ワザ
- ビットコイン積立投資で年利+5%する方法
- 仮想通貨取引所を選ぶときに注意すべきたった1つのポイント
ビットコイン積立を始めるにあたって、悩みのタネになるのが仮想通貨取引所はどこがいいのか。
日本国内には30社を超える仮想通貨取引所がありますが、その中から自分にあった取引所を選ぶのって正直かなりしんどいです。
(参考:金融庁/暗号資産交換業者登録一覧)
実際に私は30以上の取引所をすべて比較検討しましたが、数時間かかりました。
そして数時間におよぶ調査の結果、”ビットコイン積立”に条件をしぼると、向いている取引所はたったの4社という結果に。
こちらの記事では、これからビットコイン積立投資を始めたいあなたのために、おすすめの取引所と裏ワザ(ビットコインを安く買う・年利+5%する)について徹底解説。
この記事の著者について
ビットコイン積立におすすめの仮想通貨取引所
ビットコインの積立にあたって本サイトのおすすめの仮想通貨取引所は下記の4社。
なぜなら、日本国内の仮想通貨取引所では、こちらの4社のみがビットコインの自動積立に対応しているからです。
それぞれの代表的な機能の比較表は下記です。
積立頻度 | 毎日/毎月 | 毎日/毎月 | 毎日/毎週 月2/毎月 | 毎日/毎月 |
積立手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
自動口座引き落とし | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 |
ビットコイン積立投資はどこがいいのか
ビットコイン積立におすすめの取引所が4つまで絞り込めましたが、最終的にビットコイン積立はどこがいいのか?
参考としては、下記のような感じです。
- 毎月の口座からの引き落としまで全て自動でやってほしい
コインチェック - レンディングを利用する
コインチェック
GMOコイン - 入出金手数料を抑えたい
ディーカレット
GMOコイン - 積立頻度を細かく設定したい
ビットフライヤー
DeCurret(ディーカレット)
ディーカレットは仮想通貨による日本経済のDX化を目指し、国内の有名企業がパートナーになっている仮想通貨取引所。
ディーカレットのメリット
東京海上やNTT、伊藤忠商事、KIIDなど分野問わず50社以上の有名企業が参加し、信頼度は抜群です。
また、ディーカレットはユーザにとっては嬉しいキャンペーンを頻繁に開催しているのもポイント。
そして私自身の仮想通貨投資の経験からですが、手動取引の場合に他の仮想通貨取引所に比べてビットコインが安く買える機会が多く見受けられます。
ディーカレットのデメリット
ディーカレットのデメリットは、後発組のため先発の仮想通貨取引所に比べて口座の開設数が少なく、利用ユーザが少ないということです。
ディーカレットがおすすめの方
Coincheck(コインチェック)
コインチェックは、国内の仮想通貨取引所の中では歴史が長く、国内大手の仮想通貨取引所。
コインチェックのメリット
国内大手である証拠として、累計アプリダウンロード数は415万を超え、仮想通貨取引所アプリとしては国内No.1のダウンロード数を誇ります。
また、コインチェックで積立をするメリットとして、最大利率5%でビットコインのレンディングができるということです。
積立投資をするのであれば、長期保有をすることになるので年利5%のレンディングを利用するだけで、5%利回りを確保できるのはめちゃくちゃ嬉しい。
コインチェックのデメリット
デメリットとしては、積立でトレードをする場合、販売所形式での取引となり、スプレッド(見かけ上の手数料)が大きいので手数料が少し多くかかってしまうというところでしょうか。
コインチェックがおすすめの方
GMOコイン
GMOコインはオリコン顧客満足度No.1の仮想通貨取引所。
GMOコインのメリット
使いやすいということは、ユーザのことを考えていると取引所と言えるので安心して利用することができます。
GMOコインはレンディング(最大年利3%)も利用することができるので、積立などの長期運用を検討しているのであれば、利用を検討すると良いでしょう。
また、送金手数料が無料など、様々な手数料が安く設定されているのも使いやすさのひとつ。
GMOコインのデメリット
デメリットとしては、最低出金額が1万円と高いという部分ですので、頻繁に出金されたい方にはあまり向いていません。
GMOコインがおすすめの方
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは国内でも有名な仮想通貨取引所で国内では大手の取引所。
ビットフライヤーのメリット
取引所としてのセキュリティレベルも高く、安心して資産を預けることができます。
そしてなんといっても自動積立投資をしたい方にとっては、積立期間や積立金額の細い設定ができるというのは大きなポイント。
1回当たり1円からの積立てが設定できるのは、試しにビットコイン積立を始めたいという方にとっては嬉しい機能です。
また、ビットフライヤーでは所有しているTポイントをビットコインに変換できるなど、取引以外にビットコインを手に入れることも可能。
ビットフライヤーのデメリット
デメリットとしては、銀行振り込み手数料が高いので、手数料などのコスト面は少しかかってしまうというところでしょうか。
ビットフライヤーがおすすめの方
ビットコインの自動積立と手動積立
ビットコインの積立におすすめの取引所を4社紹介しましたが、紹介した4社は主に自動積立の時におすすめの仮想通貨取引所。
実はビットコインは手動で積立することもできます。
もし、あなたが手動でビットコイン積立をしたい場合には、ビットコインの取引ができる仮想通貨取引所であればどの取引所でも大丈夫。
ただし、手動の積立の場合には、積立ルールに沿って取引をする必要がありますし、メンタルの負担も大きいので、日々のビットコイン価格の変動で一喜一憂する性格の方には向かないでしょう。
仮想通貨取引所選びの注意点
金融庁からリリースされている「暗号資産交換業者登録一覧」に記載のある企業から取引所を選択する
仮想通貨はまだまだ投資商品としての歴史が浅いだけに、法の整備なども行きとどいていません。
せっかく積立を始めても投資詐欺にあって大切な資産を失っては意味がないですからね。
大切な資産を失わないためにも、最低限このような国に認められている取引所で取引をすることをおすすめします。
取引所口座開設の裏ワザ
最後に私がビットコイン投資で実践している裏ワザを紹介します。
仮想通貨取引所で口座開設をする際には、自分自身の投資スタイルにあった取引所で口座開設することが基本。
ですが、私は複数の仮想通貨取引所で口座を開設しています。
理由は、下記の2つ
ビットコインが安く買える
具体例として下記の画像をご覧ください。
こちらの画像は特定のタイミングでの各仮想通貨取引所でのビットコインの取引価格の比較画像。
例えば、本記事で紹介した4つの取引所の中で、ある特定のタイミングでは、ディーカレットが一番安く、コインチェックが一番高い価格で取引となります。
これってなかなか大きい差だと思いませんか?
もちろん、タイミングによって価格差が広がったり縮まったりはありますが、私が確認している中では最大で10万円ほどの価格差があったこともあります。
レンディングで5%もらえる
ビットコインにはレンディングという金利がもらえるシステムがあります。
口座に所有しているビットコインを仮想通貨取引所に一定期間貸し出すことで期間に応じた利率で収入を得る感じですね。
ビットコインレンディングの国内最大の利率は5%。
積立投資であれば基本的に長期投資になるので、口座に入れたまま数年保有するのであれば、年利5%を確保して価格上昇も狙えるということです。
2つの裏ワザを組み合わせる
私の戦略として、下記の2つの運用で効率的に積立投資をしています。
- 手動で取引をする際には、価格が最も安い取引所でビットコインを購入
- 積立で長期保有なので、コインチェックにビットコインを移動してレンディングで5%の年利を獲得
うまく取引所を組み合わせることで利益が出しやすくなるので、複数の仮想通貨取引所で口座するだけで上記のような運用もできるようになります。
- 自動積立に対応しているのは4社のみ
- 手動積立はしっかり積立ができるのであれば、手数料が安い
- 自動積立は一度設定してしまえばOKなので初心者でも積立しやすい
- 手動積立であれば、どの取引所でも可能
- 複数の取引所で口座開設すれば安く取引できる